インサイドリフティングが育てる感覚と柔軟性

一見すると地味な練習に見える「インサイドリフティング」しかし、このシンプルな動作の中に、サッカー選手としての大切な要素がたくさん詰まっています。

まず大きなポイントは、股関節の柔軟性。インサイドでボールを真上にあげるためには、足を外に開く動きが必要になります。このとき股関節が硬いと、軸がブレたり、ボールが横に流れてしまいます。つまり、この練習を繰り返すことで自然と「股関節を柔らかくする意識」が生まれてくるのです。

また、インサイドリフティングは身体の近くでボールを扱う感覚を養うのに最適です。インステップに比べ、より繊細で細かな調整が求められるため、「距離感」「力加減」「軸の安定性」といった基本的なボールコントロール能力が磨かれていきます。

派手さはないけれど、上手い選手ほどこの感覚を大切にしている。そんな土台を、コツコツと育てていくトレーニングです。

Y.S.S.桜川校サッカースクール

一瞬にすべてをかける前後際断の精神

「前後際断(ぜんごさいだん)」という禅の言葉があります。これは過去にも未来にもとらわれず、ただ今この瞬間に集中せよという教えです。

サッカーにおいても、まさにこの姿勢が求められます。直前のミスを引きずってプレーが乱れる。結果を気にしすぎて動きが鈍る。そんな場面、子どもたちのプレーにもよく見られます。

でも試合は、今この一瞬の連続です。前の失敗は取り戻せませんし、未来の結果も今のプレーでしか変えられません。

先日のトレーニングでは「ミスをしてもすぐに顔を上げる」「切り替えのスピード」をテーマに取り組みました。今ここに集中した子どもたちのプレーは、想像以上に躍動感があり、まさに前後際断の実践でした。

過去を悔やまず、未来を恐れず、いま目の前のプレーに全力を尽くす。それが成長への最短ルートです。

Y.S.S.桜川校サッカースクール

地元からJ1へ、夢を現実に変える背中

水戸ホーリーホックがJ2第20節で劇的な勝利を収め、ついにクラブ史上初となる「単独首位」に浮上しました。しかも8連勝、12試合無敗という快進撃。地元茨城からJ1の舞台が見える、そんな夢のような瞬間を、今まさに私たちは目の前で目撃しています。

選手たちが見せる勝ちきる力や最後まであきらめない姿勢は、プロの世界だけの話ではありません。私たちのスクールで日々汗を流す子どもたちにとっても、夢や努力の象徴です。

先日のトレーニングでは、そんな水戸の試合から「最後まで諦めない粘り強さ」「チーム全体で勝利をもぎ取る姿勢」を意識しながらにゲーム形式の練習を行いました。子どもたちも、「水戸の選手みたいになりたい!」と目を輝かせていました。

茨城から世界へ。夢は、すぐそばにある背中から始まります。この街に、これからもサッカーの熱が広がっていくことを願って。

Y.S.S.笠間校サッカースクール