上手くなる近道は、「正解を教えてもらうこと」じゃない。
✔ 自分で考える✔ 自分で決める✔ 失敗から学ぶ
かつてのストリートサッカーにあったこの環境を、今の時代に合わせて再現する。
コーチは導く。答えは、選手の中にある。それが現代版ストリートサッカー環境。

一見すると地味な練習に見える「インサイドリフティング」しかし、このシンプルな動作の中に、サッカー選手としての大切な要素がたくさん詰まっています。
まず大きなポイントは、股関節の柔軟性。インサイドでボールを真上にあげるためには、足を外に開く動きが必要になります。このとき股関節が硬いと、軸がブレたり、ボールが横に流れてしまいます。つまり、この練習を繰り返すことで自然と「股関節を柔らかくする意識」が生まれてくるのです。
また、インサイドリフティングは身体の近くでボールを扱う感覚を養うのに最適です。インステップに比べ、より繊細で細かな調整が求められるため、「距離感」「力加減」「軸の安定性」といった基本的なボールコントロール能力が磨かれていきます。
派手さはないけれど、上手い選手ほどこの感覚を大切にしている。そんな土台を、コツコツと育てていくトレーニングです。

「前後際断(ぜんごさいだん)」という禅の言葉があります。これは過去にも未来にもとらわれず、ただ今この瞬間に集中せよという教えです。
サッカーにおいても、まさにこの姿勢が求められます。直前のミスを引きずってプレーが乱れる。結果を気にしすぎて動きが鈍る。そんな場面、子どもたちのプレーにもよく見られます。
でも試合は、今この一瞬の連続です。前の失敗は取り戻せませんし、未来の結果も今のプレーでしか変えられません。
先日のトレーニングでは「ミスをしてもすぐに顔を上げる」「切り替えのスピード」をテーマに取り組みました。今ここに集中した子どもたちのプレーは、想像以上に躍動感があり、まさに前後際断の実践でした。
過去を悔やまず、未来を恐れず、いま目の前のプレーに全力を尽くす。それが成長への最短ルートです。
