A、中学生くらいになると、いや今では小学生でも体幹トレーニングをしている話を聞きます。ただ、意外と知らない、知られていないのは「なぜ?」やっているのかという点です。
体幹を鍛えるとバランスが良くなり当たりに強くなる。
というのが主な感じですね。
決して間違いではないのですが、もっと本質的なことから考えた方がいいでしょう。
人間は両足で立っています。それでもちろん歩くことも、走ることも。つまりは足の裏全体に全体重がかかるわけでここに問題を抱えていると体のバランスを失うことになります。だから大事なのは指を含めた足の裏ということになります。ここには極めて重要なセンサーが搭載されていてその感度も体に大きな影響を及ぼします。
さて、現在小学生を対象にサッカースクールをしていますが、よく転ぶ子、今まで聞かなかったような大きなケガをする子が増えています。原因の多くは浮き指などの足裏に起因しているとある専門家の方も仰っていました。あるデータでは小学生の80〜90%は浮き指とも言われています。
サカイクというサイトの内容をそのまま掲載しますが、
「足には本来、足裏から甲のアーチになっている部分で衝撃を吸収する能力があり、アーチの形が良い状態の足ならば衝撃の60%を足だけで吸収することができます。けれど、浮き指だったり、外反母趾だったり、偏平足だったりするとアーチの形が崩れ、その機能を十分に使うことができません。足で吸収できなかった衝撃は膝、腰、背骨、脳にまで影響を与えてしまうとか。その結果、バランスを崩して転倒したり、ケガをしやすくなったりしているのです。
今の子どもたちに浮き指や偏平足などが多いのは、外遊びが減ったことも一因。走ったり、急に止まって方向転換したりと、緩急をつけて走ったり止まったりする鬼ごっこは子どもたちの成長のためにとても有意義な遊びと言われています。「サッカーをしているから大丈夫」と思いがちですが、実は浮き指のままサッカーをしている子はたくさんいるのです。」
逆にいえば、足の状態がよくなれば今以上にさまざまなプレーができ、サッカーがもっと楽しくなるはずなのです。
ということで浮指かどうかをチェックしましょう。
もし浮き指であってもご心配なく、あとは改善するプログラムを行うだけです。そのときはウチのスクールがきっとお役に立てると思いますよ。ケガをしないでできるだけ長くサッカーができるサポートをするのも我々の使命ですので。