体のサイズを無効化するボール運び

今回から新しくメンバーが加わった火曜日のテクニコクラスは、

小柄な日本人が世界の屈強の大男相手にどう対峙していったらいいのか?

日本人の特徴とはなにか?

2学年上の試合に出場して違和感なくプレーできるようになるためには?

そんなことを想いながら体のサイズを無力化するボール運びや思考について…。

アグレッシブな姿勢と貪欲に巧くなりたいという気持ちを感じる個の参加で活気に満ちてきました。

また次回も

Vamos !!!!!

Y.S.S.笠間校サッカースクール

非利き足を使う効果

一般的に、脳の右半球は身体の左半分を、左半球は右半分を制御しており、右利きの選手が左足を使うことによって右脳が活性化される可能性があります。しかし、実際に右脳がどれほど活性化されるかについては、まだ完全には解明されていない部分もあります。以下のポイントが考えられます。逆足を使うことで、普段使わない神経経路が刺激され、新しい神経回路が形成されます。これにより、脳全体の可塑性が向上し、右脳の働きも強化されると考えられます。小さなスペースでのゲームなどでは逆足を意識して使うことも有効で、よりリアルな状況で右脳を活性化させるのに役立ちます。
 逆足を使うトレーニングは、サッカー選手にとって非常に有益です。右脳の働きを高めることで、空間認識や創造性が向上し、プレーの幅が広がります。逆手や逆足を使った練習方法を取り入れることで、脳の可塑性を高めパフォーマンスの向上を目指しながら、サッカー選手としての能力を一段と高めることができるのです。

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膝、股関節、体幹の連動性

サッカーは、スピード、アジリティ、パワー、持久力といった多岐にわたるフィジカルな要素を求められるスポーツで、その中でも膝、股関節、体幹の連動性は、選手が最高のパフォーマンスを発揮し、ケガを予防するために非常に重要な役割を果たします。 膝、股関節、体幹の連動性とは体の複数の部位が協調して動く能力を指します。サッカーでは、ダッシュ、ジャンプ、ターン、キックなど、多くの動作が必要となりますが、これらの動作はすべて膝、股関節、体幹のスムーズな連動によって実現されます。この連動性が欠けると、動作がぎこちなくなり、パフォーマンスの低下やケガのリスクが増大します。

 膝は非常に複雑な構造を持つ関節で、サッカーでは特に負荷がかかりやすい部分です。適切なトレーニングによって膝周りの筋肉を強化し、安定性を高めることが重要です。これにより、膝のねじれや過伸展を防ぎ、前十字靭帯(ACL)や半月板の損傷などの深刻なケガを予防することができます。  

股関節は、体の中心に位置し、上下肢の動きをつなぐ重要な役割を果たします。股関節の柔軟性と強さを高めることで、より広い可動域が確保され、キックの威力やスプリントのスピードが向上します。また、股関節がしっかりと機能することで、膝や腰への負担も軽減されます。

体幹は、全身の動きを支える基盤となる部分です。強い体幹は、姿勢を保持し、バランスを取るために不可欠です。サッカーにおいては、相手選手との接触や方向転換の際に体幹が安定していることで、力強いプレーが可能になります。体幹トレーニングは、腹筋や背筋だけでなく、骨盤周りの筋肉も含めた全体的な強化を目指すべきです。

昨日の育成クラスと通常クラスはそうした膝、股関節、体幹の連動性を高めるトレーニングを行いました。まだまだ暑さが残り、体力的にも少しキツいものもありましたが、楽しみながらやれていましたね。

 また次回も
Vamos !!!!!

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