【考えるサッカー】いつ見る?の判断がプレーを変える

「見る」それはサッカーにおいて最も重要なスキルのひとつです。

昨日のスクールでは、ただ「見る」のではなく、いつ見るかというタイミング、そしてその情報をもとに自分で判断・決断を下すというプロセスにフォーカスしたトレーニングを行いました。

■ 判断力を育てるトレーニング

サッカーは常に選択の連続です。
・パスか、ドリブルか。
・スピードアップするか、キープするか。
・どこを見るべきか、今見るべきか。

トレーニングでは、プレーの中で複数の選択肢を持てるようにするための視野の確保と判断のタイミングを意識させながら、選手たち自身がトライ&エラーを重ねていくスタイルを取りました。

■ 最後の最後に出た決断力あるプレー

スクールの時間を少し延長してまで行ったセッションの最後。5年生のひとりが見せてくれたプレーが、とても印象的でした。ボールを運びながら周囲を確認し、相手DFの動きを引きつけたその瞬間、冷静にタイミングよくスルーパス。

そのプレーは、判断・決断・実行がしっかりリンクしていて、まさに考えるサッカーの成果と言えるものでした。

■ 「気づける選手」に

コーチから言われた通りに動くのではなく、自分で見て、気づいて、決める。この積み重ねこそが、将来違いを生み出せる選手へとつながっていきます。

判断力は一朝一夕で身につくものではありません。

だからこそ、スクールではこうした考える力を引き出す設計を大切にしています。サッカーは「頭を使うスポーツ」テクニックと同じくらい、いやそれ以上に「考える力」が問われます。

昨日のように、自分で選んだプレーが結果につながった体験は、選手にとって何よりの自信と成長の糧になるはず…。

これからも、どんどん判断し、失敗し、成功して、自分だけのサッカーを磨いていってほしいと思います。

Y.S.S.笠間校サッカースクール

色に反応して脳を動かすステップトレーニング

先日の県西校では、「色」と「足の使い分け」を組み合わせた脳トレ系ステップに取り組みました。

赤いマーカーには右足、青には左足、黄色には両足で着地するというシンプルなルール。しかし、実際に動きながら指定された色に反応するのは意外と難しく、脳と身体の連携が問われる内容です。

このトレーニングの目的は、できるかどうかではなく、脳を動かすことにあります。できなくてもOK。大切なのは、考え、反応し、身体を動かそうとするプロセスそのもの。特にサッカーでは瞬時の判断が求められる場面が多く、こうした脳の刺激はプレーの精度にもつながっていきます。

子どもたちは「間違えた!」「あー、惜しい!」と笑いながらも、真剣に取り組んでくれました。楽しみながら脳も体も鍛えられるトレーニング。今後も継続していきたい取り組みの一つです。

Y.S.S.県西校サッカースクール

相手を動かす「運ぶ技術」=コンドゥクシオンとは?

ドリブルと聞いて、何を思い浮かべますか?
「相手を抜く技術」確かにそれは一つの正解です。
しかし、サッカーの本質を深く知るほどに、ドリブルにはもうひとつの意味があることに気づきます。それが 運ぶドリブル、スペイン語で 「Conducción(コンドゥクシオン)」 と呼ばれる技術です。

■ コンドゥクシオンとは?

コンドゥクシオンは、単に相手を抜くのではなく、相手の守備を動かすためにボールを運ぶ技術。ボールを持って移動することで、相手のマークやラインをずらし、味方にスペースを生み出す。これは攻撃のきっかけを作るうえで非常に重要なスキルです。

たとえば

・ボールを斜めに運ぶことで、相手DFの視線を引きつける
・ライン間に侵入し、相手を誘い出す
・空いた味方へのパスコースを作る
つまり、ドリブルで試合を動かすという発想です。

■ なぜ育成年代で教えるべきなのか?
特に小学生・中学生の選手には、「ドリブル=突破」と決めつけてしまう傾向があります。ですが、コンドゥクシオンを知ることで、プレーの視野が一気に広がり、サッカーの理解が深まります。

そして何よりも、判断力と観察力が養われる。ボールを運びながら相手の動きを観察し、「いつパスを出すか」「どこに運ぶか」といった駆け引きが自然と身についていくのです。

■ ドリブルを、もっと戦術的に
コンドゥクシオンは自分が輝くための技術ではなく、チームを前に進めるための技術。ドリブルの意味を広げることで、選手としての幅もグッと広がります。

ドリブルは抜くだけじゃない。運ぶ技術を、あなたの武器に。

Y.S.S.笠間校サッカースクール