先日の県西校スペシャルクラスでは、「左足のキック講座」を実施。左利きの選手だけを集めて、あえて左利きだけの世界をつくってみました。
脳科学の世界では、左利きの人は言語を扱うときに右脳と左脳の両方を使うと言われています。それゆえに、言葉で表現するのが少し苦手だったり、周囲と同じスピードで理解するのが難しかったりすることも。でも逆に言えば、それは「右脳と左脳をじっくり育てている証」であり、大器晩成型ともいえるのです。
サッカーにおいても、左利きの選手には独特の間合いやタイミング、発想力があります。だからこそ、彼らの個性を尊重し、伸ばす時間が必要だと感じています。
「うちの子は周りと違うかも」と思う保護者の方もいるかもしれません。でも、それは違いではなく魅力。その子にしかないリズムや感覚を、これからも大切に育てていきたいと思います。
