お腹の中で…

ブラジル人は「子どもはお腹の中にいるときからボールを蹴っている」と言われています。それだけサッカーが文化として根付き、生活の一部というよりは生活に溶け込んでいると言った方がいいかもしれません。だから「いつ」サッカーをはじめました、とかはあまり気にしていないのも事実です。もっともお腹の中にいた頃からなので…。

最近ワールドカップの日本代表の活躍もあってか体験参加の申し込みが増えています。すでにどこかのチームに入ってる個から、まだチームに入っていない個まで人それぞれですが…。その中で「サッカー素人ですが…」、「サッカー未経験者ですが…」と前置きをする親御さんが多いのが気になります。周囲との差を感じてのことだと思いますが、私自身まったく気にしていません。正確にいえば気にする必要がないと言った方がいいのかもしれませんね。

だれもが最初は「はじめまして」であり、ボールを蹴った瞬間からもう立派なサッカー選手となるのです。そしてやがては「産まれる前にお腹の中でボールを蹴ってる」そんな子どもの誕生を心待ちにしています。

Y.S.S.桜川校サッカースクール