スペイン流戦術「フィファール」で司令塔になる

「パスを早く出せ」と急かされていませんか?実はスペインサッカーでは、あえて相手に向かってドリブルする「フィファール(Fijar)」という概念が非常に重要視されています。

フィファールとは「固定する」という意味。相手DFに向かって「運ぶ」ことで自分に食いつかせ、敵の足を止める技術です。これにより、味方がフリーになる時間とスペースを作り出します。メッシやイニエスタが「ゆっくり動いているのにパスが通る」のは、常に相手を固定してからリリースしているからです。

しかし、闇雲に持てば良いわけではありません。すでに囲まれている時や、チーム全体でリズムを作りたい時に持ちすぎるのは厳禁です。「味方がフリーなら即パス」「マークされているなら運んでフィファール」。この使い分けこそが、良い司令塔の条件です。

「運ぶ」と「離す」の判断基準を持つだけで、サッカーIQは格段に上がります。ぜひ次回の練習で「敵を固定する」意識を持ってみてください。

サッカーIQを高めるフィファール技術

Y.S.S.桜川校サッカースクール