ゲームの中で「考える速さ」を鍛える

昨日のスクールは、ゲームだけのトレーニング。

ただ自由にゲームをするのではなく、人数やタッチ数など、さまざまな制限を加えながらゲームを繰り返しました。

なぜ、あえて制限を加えるのか。

その目的の一つが、「認知→判断→実行」のサイクルを加速させることです。

タッチ数が限られれば、ボールを受けてから考えていては間に合いません。

ボールが来る前に周囲を見る。
相手と味方の位置を把握する。
次に起こりそうなことを予測する。
そして、選択したプレーを実行する。

人数やスペースが変われば、当然、見える景色も答えも変わります。

大切なのは、決められたプレーを正確に再現することではなく、変化する状況の中で自分自身が答えを見つけ続けること。

ボクシングの井上尚弥のように、攻撃と守備を切り離さず、相手の動きを見ながら瞬間的に次の行動へ移っていく。

サッカーも同じです。

攻撃から守備へ。
守備から攻撃へ。
ボールを持つ、離す、動き直す。

ゲームには、その判断が途切れる瞬間がほとんどありません。

だからこそ、ゲームこそ「認知・判断・実行」を鍛える最高の環境の一つだと考えています。

指導者が答えを教えるのではなく、ルールや人数、スペースを少し変えることで、選手自身に考えさせる。

そしてゲームの中で何度も、

観る→考える→決める→動く→また観る。

このサイクルを高速で回していく。

昨日は技術を「教える」時間ではなく、持っている技術をいつ、どこで、なぜ使うのかを磨く時間。

ゲームを重ねるほど、判断とプレーが少しずつ速く、そしてシンプルになっていく。

そんな変化を感じられるトレーニングになりました。

【Y.S.S.県西校サッカースクール】