1対1「意識的」から「無意識」へ

1対1のトレーニングで大切にしていることの一つが、選手それぞれの「引き出し」を増やすことです。

シザース、ダブルタッチ、ボディフェイント、緩急、方向転換。
もちろん、技をたくさん知っていればいいわけではありません。
大切なのは、目の前の相手を観て、その状況に合ったプレーを選択できること。

最初は「ここでシザースを使おう」「相手の重心が動いたら逆へ行こう」と、頭で考えながらプレーします。

これは「意識的」に技術を使っている段階です。
何度も繰り返していくうちに、少しずつ考える時間が短くなっていきます。

そして最終的には、相手の足が出た瞬間、身体の向きが変わった瞬間、スペースが生まれた瞬間に、身体が自然に反応する。

「考えてから動く」のではなく、「観た瞬間に動ける」
つまり、意識的に行っていた技術が無意識に出てくる状態です。
そのためには、まず意識して繰り返すことが必要です。

一つの得意技だけではなく、いろいろな動きにチャレンジし、自分の中にたくさんの選択肢を蓄えていく。

そして試合では、その引き出しから状況に応じたプレーが自然と出てくる。

1対1のトレーニングで目指しているのは、技の数を増やすことだけではありません。
観る、選ぶ、そして無意識に実行できる。
そんな選手へ成長してほしいと思います。

Y.S.S.笠間校サッカースクール