サッカーでも「脳の基本回転数」を上げる

サッカーが上手くなるために必要なのは、技術や身体能力だけではありません。

「観て、考えて、決めて、動く」

この一連の流れを、どれだけ速く行えるか。つまり「脳の基本回転数」も、プレーを大きく左右する要素だと思っています。

脳の基本回転数を高めるには、時間の制約を設けることが有効、たとえば、同じ10問の問題でも「好きなだけ時間を使っていい」と言われるのと、「3分以内」と言われるのでは、頭の働かせ方が変わります。

これはサッカーも同じです。
相手がいない状態で、時間をかけてボールを扱えばできる。しかし、ゲームになれば相手が来る。スペースは消える。味方も動く。状況は一瞬で変化していきます。

そこで求められるのは、単純な「技術の速さ」ではありません。

情報を集める速さ。
状況を理解する速さ。
選択肢をつくる速さ。
そして決断する速さ。

だからスクールでも、ただ反復するだけではなく、時間やスペース、タッチ数、相手の存在など、さまざまな「制約」を加えることがあります。

最初は当然、ミスも増えます。
でも、それでいい。

余裕のある環境で100点を取ることだけを目指すのではなく、少し時間が足りない、少しスペースが狭い、そんな環境の中で脳をフル回転させる経験を積んでいく。

そして興味深いのは、画像の文章にある「時間と仕事の量の関係を意識する」という考え方です。

「この時間で、どこまでできるか?」
これは自主練にも応用できます。

ダラダラと1時間ボールを触るのではなく、「10分間でどれだけ質の高いプレーを繰り返せるか」と考えてみる。

限られた時間の中で集中し、考え、工夫する。サッカーの試合もまた、90分、あるいは育成年代なら限られた試合時間の中で答えを出し続けるスポーツです。

足を速くする。ボールを速く動かす。
それと同じように、「頭の回転」を速くする。

技術を磨くと同時に、脳の基本回転数も上げていく。

「認知・判断・実行」を大切にしているスクールだからこそ、こうした部分もトレーニングしていきたいと思います。

Y.S.S.笠間校サッカースクール