昨日のスクールに、大阪のサッカー名門校でプレーしていたOBが来てくれました。
せっかくなので、高校時代に実際に行っていたトレーニングの一部をスクール生にも紹介してもらうことに。
今回教えてもらったのは、「ボールコーディネーション」と「リフティングコーディネーション」です。
単純にボールを扱う、リフティングの回数を増やすというトレーニングではありません。
手と足を同時に動かしたり、左右で違う動きをしたり、身体のさまざまな部分を連動させながらボールをコントロールする。つまり、「ボールを扱う能力」と「身体を思い通りに動かす能力」を同時に高めていくトレーニングです。
実際にやってみると、簡単そうに見えて意外と難しい。
頭では分かっているのに身体が動かない。右ならできるけれど左になるとうまくいかない。そんな「思った通りに動かない」という経験そのものが、コーディネーショントレーニングの面白さでもあります。
そして今回、何より嬉しかったのは、OB自身が「なぜこの動きをするのか」「どこを意識するのか」をしっかりと言葉にして伝えてくれたこと。
高校時代にただメニューをこなしていたのではなく、トレーニングの意味まで理解して取り組んでいたからこそ、自分の言葉で後輩たちに伝えられる。
スクール生にも、とても分かりやすかったのではないでしょうか。
私たちが育てたいのも、教えられたことをただできる選手ではありません。
「なぜ、このトレーニングをするのか」
そこまで理解し、自分で考え、自分の身体で表現できる選手です。
そして、かつてスクールで学んでいた選手が外の世界で新しいものを吸収し、それを今度は後輩たちへ還元してくれる。
学んだものが次の世代へつながっていく。
こういう循環が生まれることも、長くスクールを続けているからこその大きな財産だと感じます。
