日本代表の久保建英選手や瀬古歩夢選手、菅原由勢選手など、多くのトップ選手をサポートする代理人、龍後昌弥さんの著書『最強の代理人』の中に興味深い言葉があります。
「日本人の強みに気がつきました。緻密で、繊細で、計画的な部分です。」

サッカーというと、海外選手の圧倒的なフィジカルやスピードに目が向きがちです。しかし、日本人には日本人ならではの武器があります。
例えば、細かな技術を反復して磨くこと。相手の動きや仲間の位置を細かく観察すること。試合に向けて準備を積み重ねること。こうした積み重ねは、日本人が得意とする「緻密さ」や「計画性」から生まれています。
実際に世界で活躍する日本人選手を見ると、単純な身体能力だけで勝負している選手は多くありません。状況を読み、最適なプレーを選択し、ミスを減らしながら成果を出しています。そこには繊細な感覚と細部へのこだわりがあります。
育成年代の選手たちも同じです。海外の選手の真似をして無理に自分を変える必要はありません。自分の強みを理解し、それを磨くことが大切です。
毎日の自主練習を丁寧に行うこと。サッカーノートで目標を整理すること。練習や試合を振り返ること。こうした一見地味な作業こそが、日本人の強みを育てる土台になります。
世界と戦うために必要なのは、海外の真似をすることではありません。日本人らしい緻密さ、繊細さ、計画性を武器として磨き続けること。その先に、自分だけの強さが生まれるのだと思います。
