コートジボワール代表のヤン・ディオマンデを一言で表すなら、
「速い、強い、そして上手い」
シンプルな表現ですが、彼のプレーの特徴を的確に表しています。
ディオマンデの最大の魅力は、左右どちらのサイドでも発揮される圧倒的な推進力です。ボールを受けると迷わず前へ運び、相手守備陣にプレッシャーを与え続けます。ただ足が速いだけではありません。相手との間合いを見極めながらボールを運び、身体をぶつけられても簡単には失わない強さを持っています。
そして見逃せないのが、その技術の高さです。トップスピードの中でもボールを思い通りに扱い、相手の重心を見ながらコースを変える。だからこそ、相手は簡単に止めることができません。
育成年代の選手たちにも学んでほしいのは、この「前進する意識」です。ボールを持ったらまず前を見る。相手に脅威を与える。ドリブルは相手を抜くためだけではなく、チームを前進させるための武器でもあります。
速さだけでも、強さだけでも、技術だけでも足りません。それぞれが組み合わさることで、本当に相手にとって怖い選手になります。
ディオマンデのプレーは、現代サッカーにおけるサイドアタッカーの理想形の一つと言えるでしょう。前へ進む力が、チームを前進させる。その価値を改めて感じさせてくれる選手です。
