ナーゲルスマンに学ぶ!3対3で養う「2つの優位性」とライン突破

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、現代サッカーの核心についてこう語っています。

「現代サッカーにおいて重要なのは、ボールの周りに『数的優位』と『位置的優位』の両方を作ることだ。ただ人数が多いだけでなく、相手より有利な立ち位置を取らなければならない」

「3対3のライン突破ゲーム(自陣からのドリブル侵入)」は、まさにこの哲学をピッチで体現し、選手の状況判断を磨くためのトレーニングです。

自陣の2対1からドリブルで敵陣へ侵入することで、攻撃側は意図的に「3対2」の【数的優位】を作り出します。しかし、ただ人数が多いだけでは、相手守備(2人)に対応され、スムーズな前進はできません。

そこで重要になるのが【位置的優位】です。

最終目的である「ライン突破(前進)」を成功させるため、ボールを持たない2人の選手は、相手の守備の矢印をしっかり観察し、「パスを受けたらそのまま前進できるスペース」を瞬時に見つける必要があります。

• ボールホルダー: ドリブルで相手を引きつけ、守備のベクトルを自分に向ける。

• オフ・ザ・ボールの選手: 相手の死角や背後を取り、スムーズにラインを通過できるポジション(立ち位置)を取る。

この「数的優位」と「位置的優位」が重なった瞬間、相手の守備網は無効化され、鮮やかなライン突破が可能になります。

単なる3対2のパス回しで終わらせず、「どこに立てば相手より有利に前進できるか」という判断の質とプレースピードにこだわり、ぜひ日々の練習に取り組んでみてください!

Y.S.S.県西校サッカースクール