「プレッシャーを受けた状態からの展開」について、現代サッカーを代表する知将、デ・ゼルビ監督の言葉をご紹介します。
『我々は相手を食いつかせるためにパスを回す。プレッシャーは避けるものではなく、引き寄せて利用するものだ』
試合中、自陣ゴールを向いてボールを受ける時、子どもたちは背後からのプレッシャーに焦り、適当にボールを蹴り出してしまうことがよくあります。しかし、論理的にサッカーを捉えれば、相手が強い矢印(ベクトル)を向けてプレスにくるということは、必ず「逆サイドに広大なスペースが空いている」ことを意味します。
当スクールでは、このプレッシャーを恐怖として避けるのではなく、「情報」として脳で処理するトレーニングを行っています。ボールが来る前に周囲をスキャンし、相手の立ち位置を認知できていれば、ワンタッチで逆サイドのスペースへボールを「解放」することができます。つまり、相手を意図的に引き寄せ、そのベクトルを逆手に取って守備網を無力化するのです。
サッカーは足元の技術だけでなく、頭(脳)でプレーするスポーツです。これからも、感覚だけに頼るのではなく、相手の心理とベクトルを操作する「論理的なサッカー」の楽しさを子どもたちに伝えていきます。
