上手いから巧いへ

暑くなってきてビールが美味しい季節になってきましたね。とは言ってもまったく私は飲めないのでコーラ派ですが…。

ビールを飲んで「うまい!」という時のうまいは「美味い」それとも「旨い」どちらを使うのでしょうか?美味しいと感じる美味いですかね。「グビグビ、プハッ、美味い!」みたいに…。

さて、昨日の強化クラスの様子を眺めていて感じたのは「上手い個」と「巧い個」の違い。広辞苑を見たわけではありませんが、見たこともないボールタッチやリフティングをするような個のうまいはこちらの上手い、ギリギリのところで判断を変えたり、緩急の変化で抜け出したりするような個のうまいは巧いの方だと、勝手に思っています。

昨日も中央に倒れている2本のコーンに当てたら3点、外側のコーンとマーカーの間をドリブル通過で1点というゲームを行いました。はじめから3点を狙いに行って外側に追い出されて1点のゴールしか奪えませんでした…というパターンが、だんだん考え始めると3点も1点も狙えるようなボールの持ち方、進め方をするようになります。その結果3点も狙えたけど今回はリスクを冒さず1点を狙いました、などという判断も生まれてきます。この場合のうまいは後者の巧いではないかと、これまた勝手に思っています。

上手いから巧いへ…、サッカーが巧くなってより楽しめるといいですね。

Y.S.S.桜川校サッカースクール